わたしの目に映る世界


今度、写真の楽しさをお伝えするWSをさせていただくことになりました。
以前から何度となく写真講座を開いて欲しいとのリクエストがあったのですが、
言葉で伝えることが苦手なのでお断りしてきたのです。

ですが、今回は信頼する友人からの依頼ということと
肩肘張らずにできそうなイメージが湧いたので、
お受けすることにしました。

わたしには写真の「撮り方」なんて教えることはできません。
写真って同じものを撮っても、10人いたらそれこそ十人十色の世界があると思うんです。
自分の感性を表現するもの。世界観を伝えるもの。
だから、正解を探すのではなくて、こう撮ったら綺麗、楽しい、美味しい、可愛い、嬉しいっていう
その瞬間を見つけてもらえたらいいなって思っています。

わたしが写真によって世界がひらけたように、
この喜びを分かち合えることができたら嬉しい。

よく自問自答するんです。
「いい写真ってなんだろうな」って。
何をもって「いい写真」っていうのかなって。

好きな写真や心にグッとくるものはある。
でもそれがマニュアル通りの写真ではなかったりもするわけで。
計算しつくされた美しさもあれば、偶然の奇跡がもたらした美しさもある。
だから面白いっていう。

遊び心をもって一緒に楽しめたらいいな。